住み替え、建て替えで考えたいユニットタイプの洗面所

昔ながらの住宅の場合、洗面も陶器でシャワー等が取り付けられていないなど使い勝手が悪い状態です。
水回りは、ある程度年数が経過すれば交換が必要となります。
陶器で作られている物が多く、耐久性も高いのですが、使用頻度が高い部分となるので、やはり15年から20年程度で交換を考えるべきです。

住み替え、建て替えの場合には、住居そのものが変わりますので、水回りについても新しい物が設置されていますが、リフォームする場合には、洗面、キッチン、浴室など、水回りを同時にリフォームする方が費用的にも割安になりますし、手間が少なく済みます。
浴室、キッチンも15年程度で交換を考えると故障することもなく安心です。

洗面には種類がある

洗面には種類上がり、現在ユニットタイプとシステムタイプ、カウンタータイプに大別できます。
このうち、ユニットタイプはもっとも一般的な洗面台で基本的に据え置きです。
洗面ボウルはキャビネット部分への取り付け、その他、照明、鏡など、洗面に必要なものがセットになっています。
参考サイトはこちら>>洗面化粧台の種類と特徴&選び方のポイント [洗面] All About

スタンダードなタイプとしては、間口75cm程度のもので、このサイズがもっとも普及しているタイプです。
洗面ボウルが大きめで朝シャンプーを行う人には使い勝手がよく、よく考えられています。
収納スペースがしっかりあるので、利用されるかたが多いです。

間口75cmでも、大型洗面器タイプは左右非対称の大型洗面器が設置されています。
こうしたタイプの中には、高さを自由に調節できるアジャストミラーが設置されている事もあり、空間の広さによって高さ設定できるため工夫できるタイプです。

ユニットタイプを設置する場所に奥行が狭い、でも広さはとれるという事なら、間口90cmでコンパクトなタイプもあります。
奥行きの狭さを感じさせない工夫された造りで、洗面のスペースは広く作られているので使い勝手の悪さもないようです。

洗面についてポイントや注意点を理解しておく

洗面台は利用されるご家族が快適に利用出来るサイズが必要になります。
家族構成なども考慮し誰でも使いやすいサイズを選択すべきです。
もちろんお子さんは踏み台などを利用する事もありますが、将来的に利用しやすさを考えるといいと思います。

洗面ボウルの高さは床から通常75cmから85cm位が一般的です。
使い勝手を考える事と、空間の使い方として、洗面台の背が天井と比較して高すぎると圧迫感が強くなります。
高さがあると窓から入ってくる光を遮る事もあるので、どの程度の高さがいいか、天井、壁の広さ、窓の位置などを確認し考える事が必要です。

また洗面は収納するものが多くなります。
一般的に一軒家の場合、洗濯機が近くにある事が多いので、洗剤や柔軟剤、選択ブラシなどを入れておくスペースも必要です。
顔を洗う時に利用する洗顔フォームの替えや詰め替え用のシャンプーなども収納したいので、収納についてもしっかり考えた方がいいと思います。

ユニットタイプの鏡が開くようになっていて、歯磨き粉などを収納できるタイプもあり、出来る限り色々なところに収納があるタイプを選択すると、生活しやすくなるのです。
家族人員が多いほど、収納しておきたいものが多くなるので、洗面については、収納という面も考慮して選ぶことが必要になります。