近頃人気のⅡ型キッチンとはどういう形？

使い勝手がよくおしゃれ、今どきの主婦たちはキッチンに理想を持っています。
ただ調理するのではなく、おしゃれで人が入ってきても恥ずかしくないキッチン、気持ちよく使い勝手がいいキッチン、こうしたキッチンを求めているのです。

日本のキッチンというと以前はI型が主流で、横一線にシンク、コンロ、作業台が並んでいるタイプが多かったのですが、近頃は様々なタイプのキッチンが登場しています。
お料理に凝る主婦も多く、ちょっと手の込んだお料理を作ってホームパーティーを開きたいなど、住み替えやリフォームの際、キッチンに夢はせることも多いようです。

そんな「キッチンにこだわりを持つ」主婦たちに今人気となっているのが、Ⅱ型キッチンと呼ばれるキッチンになります。
シンクとコンロがそれぞれ別々のキッチン台に設置されているもので、キッチン台がそれぞれ2列並行のキッチンです。
今までに見られたI型、L型とは違い、シンクとコンロが別になっていることで、作業台スペースも広くなり、お料理をする際にストレスが少ないデザインとなっています。

シンクとコンロが別になったことでそれぞれの作業台スペースがある

シンクとコンロがこれまでの様に一緒ではなく、シンク、コンロがそれぞれ別になっていることで、作業スペースをそれぞれに持っているのです。
お野菜を取り出しておく、洗う、切るのはシンクの方で、調理をコンロで行い盛りつけはコンロの作業台で・・・と、広々使う事が出来ます。

ご夫婦一緒に料理されるなら、パパが煮込み担当、お鍋の前に行ってもらい、ママが野菜を切って下ごしらえ・・・と作業分担できる魅力があります。
お友達と一緒にお料理する時にも、みんなでパーティーの準備をする時にも広々使えて便利です。

作業スペースの上に広い収納、これも魅力的

キッチンが2つに分かれているので、それぞれに広々した収納を持つこともできます。
シンクの下にはお鍋やボウルなどを置いておく、調理台の下にはオーブン、さらに作業台の下に食器類、動線にあわせて利用するものをそれぞれに収納できる便利さがあるのです。

コンロ側のキッチンを省スペースにすることで、シンクの作業台を広くし、その下に大きな収納を作ることもできます。
シンク、コンロ、それぞれに大きさを考える事が出来るのもⅡ型キッチンの魅力です。

コンロは壁向き、シンクをリビング向きという様に設置すると、ご家族とお話ししながらお野菜を切ったりできますし、作業台が広いので椅子を置くことで、小学生のお子さんがママの作業をみながら作業台の上でお勉強なんてことも可能になります。
広さ、幅、作りなどを工夫することで作業台がちょっとしたテーブル代わりにもできるのです。