ママの理想のキッチンは?住み替え、建て替えで考えたいキッチンのこと
住み替え、建て替えを考える時、主婦の皆さんがもっとも楽しみにする場所はキッチンだと思います。
在来工法の古い住宅の場合、キッチンが狭くて流しも小さい、作業台も少しのスペースしかないという事が多く、非常に使い勝手の悪い状態が多いのです。
こういうキッチンは立つことがストレスになるともいえます。
機能性が高く清潔で思う用意作業ができるキッチンなら、お料理を作っていても、片付も、何をするにも気持ちがよく、効率よく出来ます。
キッチンを変えたら妻が変わったなんてよく言う夫がいますが、キッチンという主婦が長い時間を過ごす場所が理想的になることで、キッチンに立つ気持ちが変わるのです。
効率よく動線よく動くことができる理想的なキッチンは、家族のためにおいしい料理を作ろうという気持ちを高めてくれます。
住み替え、建て替えの時には、ママの意見、欲しいシステムをきちんと聞いて、理想的なキッチンを作ってあげるべきです。
人気のL型キッチンとはどういうキッチン?
L型キッチンは、コンロとシンクが90度に向かい合っているデザインです。
上から見た時に丁度「L」の字に見えるのでL型キッチンといわれています。
I型の場合、コンロ、シンク等が一列、平行に並びますが、L型キッチンの場合、より立体的に見える形です。
コンロとシンクが90度になっていることでそれほど移動しなくても色々な作業がしやすいという特徴があります。
L型になっていることでコーナーが使いにくいという方もいますが、このL型についてかなり工夫を凝らしているメーカーが多いので、最近のL型タイプの場合、使いにくさは感じないようです。
L型の部分、デッドスペースになりやすいといわれている部分にコーナーにあった棚を設けることで逆に調理がしやすくなることもあり、L型の場合、工夫次第でおしゃれにも機能的にも利用出来る楽しさを持っています。
注意したい点としては冷蔵庫の向き等によって冷蔵庫を開く時、シンクなどの邪魔にならない様に設置する事が必要です。
作業動線が短く効率よく動ける
I型の場合、横一線となっているので平行移動すればいいという利点がありますが、その分動く距離が長くなります。
L型の場合、シンクもコンロも作業台もすべてに手が届きやすく、作業動線を考えた時、非常に効率のいいキッチンとなります。
L型の部分がデットスペースになりますが、逆に考えてみるとそこにいろいろ利用出来る空間があるという事です。
デットスペースを盛り付けする際のスペースとして、調理したものをお皿に盛る際、お皿をそこに置くことで非常に使いやすくなります。
コーナー棚を設けることでよく利用する物を「見せる収納」としておしゃれに利用されている方も多いようです。
動く範囲が少ないのでキッチンに立っている労力も少なく、楽しく調理できます。
沢山の料理を作る必要がある大家族でも、動線効率が非常にいいので疲れ知らずのキッチンです。
キッチンスペースがある程度広く、広いスペースで効率よくお料理したい場合に向いています。
お菓子作りをご家族で楽しんだり、ちょっと手の込んだお料理を作るという場合にも、動線効率がよく、デッドスペースに調理済みのモノを沢山おけることもあり、お料理好きなママには最適なキッチンです。