浴室の換気、とても重要な事

水回りは故障しない様に、劣化しない様に利用する事が住宅にとってとても重要なことになります。
湿気が浴室の天井、壁の隙間などに入ってしまうと住宅は一気に傷むのです。
そうならない様に、浴室の換気扇は非常に大切な要素となります。
参考サイトはこちら>>浴室換気はなぜ重要？　浴室換気乾燥機を施工するメリット – 東京都の注文住宅ならリガードへ

浴室換気扇にもタイプがあります。
浴室の形状によって利用する換気扇を選ぶことも必要となるので、種類を理解しておくことも重要な事です。

湿った空気を直接外部に排出するタイプはプロペラファンを利用したタイプ、湿った空気を、ダクトを通じ排出するシロッコタイプ、浴室換気扇はこの2つのタイプが利用されています。
浴室が外部に沿っていてすぐ外、という場合には、プロペラタイプで対応可能です。
浴室の横がそのまま外部とならず、例えば家の中心にあるなどの場合、プロペラタイプでは対応できない事も多く、シロッコタイプを利用します。

機能性を重視するなら浴室暖房乾燥機がお勧め

住み替え、建て替えやリフォームするという事なら、お洗濯物の解決につながる浴室暖房乾燥機がお勧めです。
家族が多くなると洗濯物を干しきれないという事もあります。
また雨が多い梅雨の季節になると、室内に洗濯物を干す事が必要となりますが、浴室に干す事が出来れば浴室を乾燥することと、洗濯物を乾燥させることが一気にすむのです。

浴室用暖房乾燥機は通常の換気扇よりもお値段が張りますが、機能性を考えた時、通常の換気扇よりもより便利に利用できるので、リフォームや建て替えなどの際、浴室用暖房乾燥機を導入されるご家庭が多くなっています。
浴室で洗濯物を乾燥する事で、浴室の湿気を除去できるため、一石二鳥です。

湿度センサーのついた機能性豊かな換気扇

最近の浴室用換気扇には、浴室の湿度を感知するセンサーが付いた機能的なタイプもあります。
浴室の湿気をセンサーによって察知し、湿度が一定以上になると換気扇が起動するというものです。

このセンサー付の浴室用換気扇を設置する場合は、付ける位置に注意が必要となります。
位置が悪いと湿度に過剰反応したり、なかなか反応してくれないという事もあるようです。
外気が直接当たらない所、また浴槽に近過ぎない場所に設置すると機能を十分に発揮してくれます。

ダンパーは重要な役割をもっている

浴室用換気扇は天井に設置するタイプと壁に設置するタイプがあり、それぞれに特徴がありますが、ここで気にしてほしいシステムがダンパーです。
換気扇には外気の流入を抑制する羽根状や、板状のダンパーという仕組みがあるのです。
この仕組みが利用されていない換気扇もあります。

ダンパーがない換気扇の場合、換気扇周囲が急速に冷たくなり、それが滴となって落ちてくる事もあるので、お風呂に入っている時びっくりすることがあるのです。
また冷たい外気が逆流する事もあり、寒い季節には困ります。
そのため、天井付けでも壁付けでもダンパーがついているかどうか、これは確認しておく方が安心です。

家を傷めないために浴室換気扇もこだわりをもって

住宅の中でこだわりを持つ部分は人それぞれですが、やはりリビングやキッチン等、常に人がいるところにこだわりを持つ人が多いと思います。
ただ住宅をなるべく長く持たせるという事を考える時、浴室などにもこだわる事は大切な事です。

目に見える部分について多くの人はこだわりますが、浴室の中でも、換気扇という人があまり重視して考えない、目につかない部分についてこだわりをもっている事で、住宅の劣化も考慮できます。
換気扇をいいものにすること、浴室の形状や位置をしっかり考えたものにすることで、浴室の壁、天井等に劣化を与えにくくできるのです。

湿気が壁や天井の内側に回らない様に、換気扇の威力が生き届くようにすることが必要になります。
マンションなどの集合住宅なら、不具合があっても管理会社、大家さんに伝えることで修繕費用から修繕してくれるはずです。

でも一戸建ての場合、修繕を行うのは自分、ご家族になります。
少しでも長く、我が家がいい状態を保てるようにするためにも、浴室換気扇の役割は大きいのです。